安全に分娩ができるよう分娩時に医療的介入を行うことが必要になる場合があります。分娩が順調に経過していても、母児の安全が脅かされる場合、安全を確保するため緊急でおこなう処置に関して緊急時は事前に説明が行えない場合がある為あらかじめ以下に概略をご説明いたします。心配なことや不明点に関しては医師へご相談ください。
出産時緊急処置
出産時緊急処置
安全に分娩ができるよう分娩時に医療的介入を行うことが必要になる場合があります。分娩が順調に経過していても、母児の安全が脅かされる場合、安全を確保するため緊急でおこなう処置に関して緊急時は事前に説明が行えない場合がある為あらかじめ以下に概略をご説明いたします。心配なことや不明点に関しては医師へご相談ください。
安全に分娩ができるよう分娩時に医療的介入を行うことが必要になる場合があります。分娩が順調に経過していても、母児の安全が脅かされる場合、安全を確保するため緊急でおこなう処置に関して緊急時は事前に説明が行えない場合がある為あらかじめ以下に概略をご説明いたします。心配なことや不明点に関しては医師へご相談ください。
緊急帝王切開は急速な分娩が必要な状況において鉗子分娩・吸引分娩が不可能な場合に行われます。
妊娠30週頃前後の妊婦健診時に医師よりご説明させていただきます。
分娩中に赤ちゃんに元気がなくなってきた時やお母さんに異常が確認された場合に行います。その際にできるだけ短時間で分娩を終了する方法です。
例えば胎児機能不全、母体の疲労、母体の高血圧などが理由です。
赤ちゃんの生まれる直前に会陰・膣の裂傷を防ぐために医師が行う処置です。
例えば会陰の進展が悪く分娩に時間がかかる場合、赤ちゃんの具合が悪くすみやかに出産した方がよい場合です。
お母さんの陣痛に合わせてお腹を両手で押す方法です。陣痛が弱い時や諸事情により赤ちゃんが産道を出にくい時など補助的にお手伝いする方法です。
赤ちゃんの頭にシリコン(金属)で出来た吸引カップを装着し吸引圧をかけて吸着させ、赤ちゃんを誘導する方法です。子宮口が全て開大し、赤ちゃんの頭が下がってきているときに使用できる方法です。出産直後赤ちゃんの頭が産道を通ったことと重なり、伸びた状態になっていますが一時的なもので数日すると元に戻ります。
へら状の器具で、2本を組み合わせて赤ちゃんの頭を両側から包み込むような形で作られているような器具です。1本ずつ器具を挿入し赤ちゃんの頭を誘導する方法です。
吸引分娩・鉗子分娩は自然分娩に比べ頭蓋内出血などの赤ちゃんの合併症や産道損傷のリスクがございます。しかしこれらの合併症は難産や胎児機能不全に付随するリスクでもあります。
胎盤が娩出されず時間が経過すると産後の出血が多くなる可能性があります。このような場合は医師が用手的に子宮内に入れ胎盤を出す方法です。処置の際必要に応じて鎮静薬を使用する場合もあります。
分娩時の大量出血に対する処置として輸血製剤や血漿分画製剤を使用することがあります。
使用時は説明同意書をお渡ししますが緊急で投与する必要がある場合は投与後に説明同意書をお渡しすることがございますので予めご了承ください。
生まれたばかりの赤ちゃんの約5%は呼吸サポートが必要になり、中にはさらに高度な蘇生法が必要となる場合もあります。比較的高度な蘇生法が必要になる場合もあります。比較的高い頻度の処置としては口腔・鼻腔の吸引、肺の拡張を助ける持続的気道陽圧法(CPAP)や酸素投与があります。また、これらの緊急時には説明が事後になることもありますのでご承知おきください。