アロマセラピートリートメント
アロマセラピートリートメント
アロマセラピーとは、精油を用いた芳香療法です。
その活用方法は様々あり、芳香浴法、吸入法、沐浴法、湿布法、塗布、そして、アロマトリートメントがあります。
現在、日本で扱われている精油は、日本では「雑貨」扱いになり、そして、アロマトリートメントは、リラクゼーションをメインとするものです。しかし、海外、とくに、フランスやイギリスでは、アロマセラピーは医療の中に取り入れられており、補完療法と位置付けられています。また、そのアロマセラピーで使用する精油は薬局で取り扱われているのです。
近年、日本でもアロマセラピーを医療の中に取り入れる病院が、少しずつ増えてきました。医療の中のアロマセラピー、それが、メディカルアロマセラピーになります。
アロマトリートメントは、精油を低濃度(1~2%)でお客様のお身体に塗布し、優しくもみほぐしていきます。そして、リンパの流れに沿って、トリートメントすることにより、お身体にたまった老廃物が流れ、お身体の緊張をゆるめ、コリや痛みのある部位を緩和し、心身共にリラックスできる状態へと導くことができます。
タッチセラピーとは、やさしく繰り返し行う手技によって、感覚神経に働きかけ、血圧や心拍を安定させ、心の不安や緊張などを軽減することができます。
人の手が肌に触れるということは、それだけで、受ける側に安心感や心地よさ、リラックスを与えるのです。それは、人と人とのつながりを強くし、自分が大切にされているという喜びが生まれ、心が平常な状態を取り戻すきっかけとなります。
このように、アロマトリートメントとは、心身に働きかけることにより、間接的に身体機能の向上と調整を行い、現状より健康な状態をゆっくりと取り戻し、その健康を維持していくサポートとなるのです。
まず、アロマトリートメント(アロマセラピー)は医療行為ではありません。あくまで、リラクゼーションや補完療法としての位置付けです。
補完療法は、医療で補えない部分を手助けする役割をもちます。補完療法は、治療ではありません。
アロマトリートメント(アロマセラピー)の目的は、心身を健康な状態へと導く手助けをすることです。