対象時期：妊娠11週0日〜13週6日

超音波検査でNTという赤ちゃんの首の後ろの「むくみ」が認められる場合は、ダウン症のリスクや13トリソミー、18トリソミーといった大きくなるといわれており、希望者には計測しております。（後頸部浮腫は正常でも認めることはあります）。また血液による検査と違い、染色体異常がない場合の胎児の病気（四肢欠損、無脳症や臍帯ヘルニア、胸水、巨大膀胱、羊膜索症候群等）についても確認することができます。

対象時期：妊娠15週0日〜21週6日（推奨時期は15週～16週）

妊婦さんから少量の血液を採取し、血液中の4つのたんぱく質（αフェトプロテイン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、エストリオール、インヒビンA）を調べることで、21トリソミー（ダウン症）18トリソミー（エドワード症候群）、開放性神経管奇形（開放性二分脊椎・無脳症）の確率を見る採血です。他にも妊娠週数や年齢、体重、人種等の項目も加味するため年齢が上がるほど確率が高く出やすくなります。結果が高確率の場合、羊水検査により確定診断が必要になります。そのため17週以降で検査を行った場合、羊水検査の結果次第で妊娠継続の可否を決められる時期に間に合わないことがあるため早めの検査をお勧めします。

対象期間：妊娠19週0日〜妊娠21週

※週数が早すぎると小さすぎるため、評価が困難です。
胎児超音波検査はレントゲンと違い、赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはなく、リアルタイムで形や大きさ、動きを確認できます。
以下は、超音波で診断可能な代表的な疾患です。

当院では、最新の超音波機器を導入しており、赤ちゃんを立体的に見ることができます。お腹の赤ちゃんの動く様子や表情の変化を、より鮮明に見ることができます。また、撮影した画像はUSBに入れてお持ち帰りいただけます。