妊婦健診
妊婦健診
妊婦健診では、各種検査を通じて、母体、胎児ともに問題がないかを定期的に確認します。当院では妊娠の判定から予定日決定までの診察をさせていただきます。
妊娠週数にそって、必要な検査(体重、尿検査、血圧測定、血液検査)を行い、内診、胎児エコー検査(3D/4D)を行います。
妊娠初期は妊娠1~4カ月の時期です(妊娠中期は妊娠5~7カ月、妊娠後期は8~10カ月)。
妊娠初期の症状はおよそ妊娠3~5週あたりで現れ始めます。0~3週では基礎体温の高温層が続いたり、身体のだるさや熱っぽさを感じたりします。4~7週では予定月経が遅れる、乳白色のおりものが多く出るといった症状があります。8~11週では便秘気味になったり、足の付け根がつったりします。腰が重たく感じるようになることもあります。
妊娠初期は赤ちゃんの中枢神経や心臓といった重要な器官が形成されるとても大切な時期です。この時期は葉酸を含む食物の摂取や体を温めることを心がけてください。適度に体を動かし、血流の低下を予防することも大切です。また、避けたほうがよいことは、喫煙、飲酒、過度のカフェイン、非加熱調理品の摂取などです。薬も赤ちゃんへの影響が懸念されるものがあるため注意が必要です。
赤ちゃんがお腹の中で健やかに成長できるように日常生活を送りましょう。
妊娠5週ごろから長くて16週ころまで、嘔気や嘔吐、倦怠感などの症状があります。この時期は食べられるものを食べられるときに、食べてください。
それでも嘔気嘔吐がひどい、脱水がひどいようであれば点滴ができます。また、漢方薬、吐き気止め、アロマセラピーも改善効果が期待できます。
嘔気の改善、ビタミン補給(ウェルニッケ脳症の予防)、脱水症状の改善と予防。